ボールがタッチラインから外に出るとラインアウトという方法で再開する。出た地点からゴールラインと平行に引かれた仮想線(これをラインオブタッチという)の両側に両チームのフォワードが並び、出た地点から出したチームの相手側の選手がラインオブタッチ上にまっすぐに投げ(まっすぐでないときはノットストレートという反則になる)、それを両チームが取り合う。ただし、反則によるペナルティーキックで直接外に出した場合は出したほうが投げる。そのほか、タックルによりボールが出た場合はタックルしたほうが投げる。ところが、タッチラインの外でボールを投げ入れる側がボールを直接捕ったとき、フォワードが並ばないうちにボールを投げ入れてしまうことがある。これをクイック・スローインといい、戦術の一つとなっている。ただし、どちらか片方のフォワードが並んでいた場合は当然反則である。
ラグビーではしばしばゲインラインという用語が使われる。ゲインラインは攻撃の有効性をはかる指標のひとつであり,直前の攻撃の結果できたポイント(スクラム,モール,ラック等の地点)を通りゴールラインに平行な線がゲインラインとなる.ゲインラインからどれだけ前進(後退)するかは,その攻撃でどれだけ自分たちの地域を獲得できたか(できなかったか)を意味し,すなわち,得点できる(される)かのキーポイントとなる。ラインアウトの場合はラインオブタッチが、スクラム、モール、ラックの場合はその中心線がゲインラインとなる.
試合終了は80分が経過した時点だが、どちらかのチームが反則を犯した場合は、ペナルティーが終わるまで終了できない。この試合終了のことをノーサイドと呼ぶ。戦い終えたら両軍のサイドが無くなって同じ仲間だという精神に由来する言葉である。ノーサイド精神はプロ化の進んだ今日でもラグビーに影響を与えている。例として、観客席を区別しないことや、最近までラグビー場はシャワー室が一つだけで敵味方が譲り合って使用していたこと、さらに試合後にアフターマッチ・ファンクションと呼ばれる親睦会を行う習慣は19世紀から今日まで続いている。試合が終わって相手と親睦を深めるまでがラグビーという考え方である。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
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